最近、よく一緒にいる人にこう言われるんです。
実際、意地悪でガムを持ってないって言っているわけではなく、本当に何も食べてないんですけどね。
確かに、ガムでもかんでるように見えると思います。
実は、これには深〜い(?)理由があるんです。
マウスピース矯正で少しでも早く歯を動かすために…
友人にワケを話すと、「なんやそういうことかっ! そやけどあんた、そうやってるとなんか牛みたいやなっ!(笑)」
笑えませんってば!
知っていますか?
牧場とかに行くと、牛ってよく口を「モグモグ」させています。
特に草を食べている時ではなく、草むらでのんびりくつろいで座っている時も口だけモグモグ動いていたりするんですよね。
この牛のモグモグは「反芻(はんすう)」行為と呼ばれていて、牛は食べた牧草などの食物を一度胃に入れ、再び口の中に吐き戻してかみつぶすことを繰り返していく中で消化吸収していくんです。
まぁ、友人からしてみれば、ガムをかんでいるワケでもないのに、私がモグモグと口を動かしていたので、この牛さんの反芻行為を思い浮かべたのでしょう…
とにもかくにも、私がまるでガムをかんでいるかのごとく、モグモグと歯を動かしていたのは、少しでもマウスピース矯正している歯を動かしたくてやっていた行動です。気がつくと、時々モグモグさせています。
私は勝手にこの行為を「牛さんかむかむ」と名付けました(笑) → アラフォーにもなって恥ずかしいやつ..
最初にマウスピース矯正を始めた時に担当医に言われたんですよね。
「食事中もマウスピースをはめたままで食事をするなら、1週間でマウスピースを交換していっていいです。もし、食事中にマウスピースを外して食事をするなら10日ごとにマウスピースを交換してください。」
先生に理由を尋ねると、
「実は食事をする時というのは、歯にはかなりの力がかかるので歯が動きやすいんです。だからマウスピースをしたまま食事をとる人は、1週間で新しいマウスピースに交換してもらえるんですよ。」
とのことでした。
私は、特に「この時までに歯並びを治したい!」という期限のようなものはないので、マウスピースの手入れを考えて食事中は外すことにしました。なので1週間ではなく、10日ごとに新しいマウスピースに交換していくペースにしています。
芸能人とかモデルさんとか、あと結婚式を控えている方など矯正を急いでいるという人には、マウスピースをつけたまま食事をするように勧めているそうですよ。(ただし、マウスピースと歯の間に食べ物が詰まり、虫歯になりやすい状態になるので、食事のあとは速やかにマウスピースを掃除して、歯磨きをする必要があります。)
私は特に急ぐことはないし、1度マウスピースをしたままの食事でマウスピースの掃除にちょっと手こずったので食事中は外すことを選びました。
ただ、時々交換したマウスピースがいつもよりきつく感じると、少し心配になって、食べ物を食べていないのだけど、食べ物をかむように歯をモグモグさせています。確かに、実感としてこれをしているとマウスピースが馴染むのが早く感じます。
マウスピースがきついと感じる人や少しでも早く歯を動かしたいという人は、この「牛さんかむかむ」をやってみてください(笑) 何もいらんし、タダだし。
1つアドバイスとしては、近くに人がいると、「ガム1個くれへん?」とか言われることがあるので、これらの説明が面倒くさい人はガムをポケットに常備しておくと便利です。
「はい。」って1個あげちゃってください。
以上、今日はマウスピース矯正中に歯を少しでも早く動かす方法でした!