前回マウスピース矯正を開始したとお知らせしました。
今回はその続きです。
具体的にマウスピースを入れるにあたってどのような処置をしたか、マウスピースを装着した時写真なども掲載しながら紹介していきたいと思います。
前回お知らせした通り、私はこれから29個のマウスピースで歯並びを整えていきます。
今後はマウスピースを変更する度に少しずつ歯並びがどう変化して行くのかご紹介していきたいと思っています。
それでは、マウスピースを初回装着した時の模様をご紹介します!
マウスピースを装着する時の前処置について
まず、初回のマウスピースを装着する前にいつくかの処置を受けました。
ただインビザライン社から送られてきたマウスピースを順番に歯にはめていけばいいというわけではなかったんですね。
初回はこんな感じ↓で処置が進みました。
1)アタッチメントを歯に装着する
2)歯を削って歯に隙間を作る
3)マウスピースをはめ込む
4)マウスピースの使い方の指導
工程1:歯にアタッチメントの装着をする
まず、歯の側面数箇所にアタッチメントと呼ばれる白い突起物のようなものを付けられました。
このアタッチメントって一体なんなのか先生に聞いてみたところ、動かしたい歯に圧をかけるためにつけるものだと言われました。
マウスピースも保定用のマウスピースと違い、マウスピースのいつくかの歯の側面にボコボコと凹凸があり、ちょうど先生がアタッチメントを付けた部分と噛み合うようになっていました。
アタッチメントは白いしそこまで目立ちはしませんがやはり若干ボコボコしているのはわかります。
その様子は後ほど写真でお見せしますね。
工程2:歯を削って歯に隙間を作る
これ嫌ですよね〜。
虫歯にもなっていない健康な歯を削るのか…ってものすごく抵抗感がありました。
しかし、先生曰く、「歯を動かすためにどうしても必要な部分だけ、本当に薄く表面を削るだけなので虫歯になるわけでもシミるようになるわけでもないので安心してください」と言われました。
まあ、ここまできたらやるしかないのですけどね。
モヤモヤする気持ちは抑えて甘んじて受けました。
確かにすべての歯を削るわけではなく、数本隙間がない部分の間を削られました。(怖かったよ..早く終われ!って思ってました。)
痛みなんかは全くありませんが削られてるって感覚は正直嫌でした。
工程3:マウスピースをはめて様子をみる
ここでインビザライン社のマウスピース登場です!
初見の感想は、歯医者さんで即席で作製した保定用のマウスピースよりも厚く、硬く、透明というイメージでした。
初回なので、先生が歯にはめて様子を見てくれます。
グッとマウスピースを押し込められます。
(キツイ…むちゃくちゃ締め付け感がキツイ)
マウスピースをはめ込んだ時の最初の感想はこれでした(笑)
やっぱり保定用のマウスピースと違い歯への圧迫感というか締め付け感が全く違いました。
先生からも「ちょっとキツイでしょ? 新しいマウスピースを入れると最初は少しマウスピースが浮いてると思いますがだんだん歯が動いてくると馴染みますから…」と言葉がありました。
手鏡を渡されて見てみると、確かにマウスピースの先まで歯が入っていなくて若干浮き気味な感じです。
工程4:マウスピースの使い方の指導
最後にマウスピースの使用方法についていくつか注意を受けました。
注意は以下のようなことです。
①マウスピースは1日20時間以上、出来れば22時間は装着し続けること
②ゴム掛けをしてください。(日中できなかれば夜寝るだけでもゴム掛けをしてください。)
③マウスピースの交換は、食事の時もマウスピースをつけたままであれば7日間ごと、食事の時に外すのであれば10日ごとに交換してください。
※もちろん、マウスピースを無くさないこと、壊さないように扱うこと…なども注意あがありました。
私は食事の時はマウスピースは外したい派なので、先生に10日間ごとに変えていきますと伝えました。
なぜ、食事の時にマウスピースを外さない人は7日間ごとなのかというと、食事で歯をかみ合わせる時に歯が動くそうなんです。だから、マウスピースをつけたまま食事をする人は早く歯が動いてくれるそうなんですよね。事情により早く歯並びを治したいという人は、あえてマウスピースをはめたままで食事をとるそうです。
歯が早く動くことはとても魅力的だったんですが、もともと私は歯が虫歯になりやすいし、マウスピースをつけたまま食事するとマウスピースがすごく汚れてしまうので(実は、保定用のマウスピースの時に1度マウスピースをはめたまま食事してみた)、辞めました。
最後に皆さん、「ゴム掛けっていったい何?」と思われたかと思うのですが、小さい輪ゴムを所定の歯に引っ掛けて引っ張ることです。
これも歯に引っ張る負荷をかけて動かすためのものらしいです。
また、先生曰く、マウスピース矯正では矯正中に一時的に奥歯が下がり奥歯の噛み合わせが悪くなることがあるそうなんです。これは一時的なもので矯正終了後は奥歯の噛み合わせも問題なくなるそうなんですが、その奥歯の下がりを少しでも食い止める意味もあるとのことでした…なんかいろいろと奥深いですね。
ゴム掛けは人によっては別の場所かもしれませんが、どんなものか後ほどゴムを装着したところを写真でお見せしますね!
矯正用マウスピースを装着した様子(注意:口内の写真あり!)
まず、インビザライン社のマウスピースが入っている箱の写真です。
マウスピースは高いものですし、無くさないようにまず1/3だけ歯医者さんから渡されました。(矯正が進めばあと2箱渡されます。)
次に噂の「ゴム」です。小さい輪ゴムですよね?
これを横にあるプラスチックのゾウさん鼻先の部分に引っ掛けて、所定の歯に装着するんですよ。私は不器用なので最初は戸惑いましたが慣れたら簡単でした。
これがインビザライン社の矯正用マウスピースをはめた歯です。保定用のマウスピースの時にはなかった一部の歯の側面にボコボコとした白い突起物があるのがわかるでしょうか? 写真はアップにしているので目立ちますが実際の日常生活ではあまり他人からは気づかれないと思います。口の中で歯の側面がボコボコしているので自分自身が一番気になるかもしれませんね。でも、口の中が荒れたり、擦れて痛かったりするようなことはありません。
ゴム掛けしたところ。両サイドにゴムがかかっているのがわかるでしょうか? 上の歯2箇所にゴムを引っ掛けて、したの歯の再度にあるアタッチメントにかけています。
わかりづらいと思うので口を開いてみますね。
こんな感じです。これ、ものすごく口開けづらいです。
わかりやすいように頑張って伸ばして見ました(笑)
再度から見るとこんな感じです。この方がわかりやすいかな? (お目汚し失礼しました。)
マウスピース矯正開始 まとめ
こんな感じでマウスピース矯正を開始しました。
うん、やっぱり歯の矯正っていろいろと大変です。
ですが最初の3ヶ月のブラケット矯正を考えればやはりマウスピース矯正は目立たないし、痛みもないし、歯磨きも楽ですよ。
これからマウスピースを29個変えていくなかでどのくらい歯並びが綺麗になって行くのか楽しみです。
その様子を皆さんにも共有していきます!
よく、美は1日にしてならず…と言いますが、綺麗な歯並びも1日にしてならず…ですね(笑)