HARUNAです。
歯の矯正開始から3日目、目下、ブラケット矯正による歯の痛みとワイヤーの摩擦で起きる口内炎の痛みに苦しんでいます。
こないだ、ワイヤーの尖った先が唇の裏の粘膜を傷つけ口内炎が痛くて、痛くて仕方ない時に、緊急対策として入れ歯安定剤タフグリップで、矯正用のワックスの代わりにしたというお話をしました。
タフグリップはおかげ様でゼリー状の塊がクッション代わりになって痛みの原因部分をカバーすることに成功しました。緊急対策としては成功だと思います。何せ、針金が口の粘膜を刺して、刺して、傷だらけになっていましたし、口内炎が酷いことになっていました。タフグリップさんのおかげでその日の夜は安眠できたと言っても過言ではありません。ありがとう、タフグリップ!
しかし、やはりそこは、「入れ歯安定剤」
本来は入れ歯を固定するものです、矯正用ワックスではありませんからね、欠点はあります。
① 色がピンク色で前歯部分に使うとかなり目立つ(家ではいいが職場ではちょっと…)
② 食事や歯磨きをしても取れないのはありがたいが、逆に外す時にはかなり外しずらい。
(ブラケットを壊さないように時間をかけて少しずつ剥がさなければいけません。)
ですので、やっぱり歯医者さんですすめられた矯正用ワックスというものが欲しくてたまらなくなりました。
実は、今日、職場の近くの歯医者さんの看板に、「幼児矯正」と書かれていたので、ダメ元で「矯正用のワックス売ってませんか!?」と飛び込みました。
すると、ありました! 矯正用ワックス! 先日通院してる矯正歯科の先生に見せてもらった商品と同じものでした。そして快く、矯正用のワックスを売ってくれたんです!
いや〜、むちゃくちゃ感謝しましたよ!
なにせ職場ではタフグリップなしで過ごしていましたから、ブラケット矯正の針金が口の粘膜にあたって痛くて仕方なかったからです。
痛みの原因部分をカバーする矯正用のワックスってどんなもの?
ブラケット矯正とは、ブラケットと呼ばれる穴のあいた四角い装置を歯に1個づつ貼って、その穴にワイヤーを通して行う矯正ですが、穴に通したワイヤーの先が唇や口の中の粘膜を傷つけ、口内炎を起こしてしまうことが多いです。私も2日と待たずそれが原因で口内炎ができてしまい苦しんでいました。
矯正用のワックスって、口の中の粘膜を傷つけるこのワイヤーの先や硬いブラケット自体をこのワックスでカバーして口内を傷つけないようにするものです。ワックスというとクリーム状のものを思い浮かべる方も多いと思いますが、形状としては硬いゼリーというかグミのようなものです。
矯正用ワックス
このワックスは「OrthoSil」(オーソシル)という商品です。
これは歯科矯正装置による口腔内粘膜への刺激を和らげるためのものです。
半透明の棒状のものが並んで6本並んでいるのがわかるでしょうか?
サイズは手のひらにのるくらいのコンパクトなものです。
1本取り出してみると、こんな感じの棒状になっています。
ある程度硬さや弾力があります。
シリコンで出来ています。
お菓子のグミをもう少し柔らかくしたくらいの硬さですね。
簡単に手でちぎることができます。
それをこのように適当な大きさにちぎり、丸めるとこんな感じになります。
半透明なのでまるでお米みたいに見えますね。
粘着性はそこまでないようです。
《使い方》
1. まず、ワックスをちぎって必要な量を準備しておきます。
2. ワックスを付けるブラケットと周囲の水分をよく拭き取ります。
3. 痛みを出すブラケットやワイヤーの上に貼り付け、ワックスの形を整え馴染ませます
※水分をよく拭き取っておかないとなかなかくっつきませんのでその点注意してくださいね。
実際に口内を刺激しているブラケットやワイヤーの飛び出た部分にこのワックスをくっつけて馴染ませると、このワックスがクッションになり痛みが和らぎます。
でも、お粥など食べものを食べているといつの間にか外れてしまったり(誤飲しても問題ないそうです)、唾液が多いと外れてしまったりと意外と耐久性はないようです。ただ、半透明でブラケットにつけても歯の色と同化して目立ちませんし、剥がれやすいということは逆を言えば、ワックスを取る時にブラケットやワイヤーが外れてしまったり、痛めてしまうようなことはないということなので安心です。
今夜はこのワックスをつけて眠りたいと思います。
夜中にワイヤーやブラケットが粘膜にあたって、痛みで目がたびたび覚めてしまい睡眠不足が続いたので、今夜はこれで安心して眠れそうです。
おやすみなさい。