こんにちは! 「綺麗な歯並びで笑顔になろう」のHARUNAです。
いや〜、長年八重歯や歯並びについて悩みに悩み抜いてきましたが、少し前に人生初めて、矯正歯科医院に歯列矯正の無料相談に行ってきました!!
あっ、先日の記事でご紹介した通り、たくさん調べて資料を取り寄せた矯正歯科医院の中から、「自分に合った矯正歯科医院見つける5つのポイント」で絞りん込んでいき、最終的に予約する歯科医を決めましたよ。
(詳しくはこちら ↓ からどうぞ!)
無料相談の予約を入れてから相談日までの一週間もうドキドキでした。
「私の八重歯治るのかな、歯並び綺麗になるのかな、私の年齢からでも歯列矯正できるのかな…できないって言われたらショックだなぁ」って、長年悩んでいた分、もう心が散り散りに乱れていました。
この矯正歯科医院の予約を1番にしたということは、私の中ではこの医院が本命中の本命です。
無料相談の時間は30分なので、この時間を決して無駄にしないと心に決めて、当日確認したいことを聞き漏らさないように聞きたいことメモをさっそく作りました(笑)
いや、結構これ大事だと思いますよ。
皆さんも相談に行く時は確認したいことメモでまとめておいた方が絶対にいいです!
実際、私は先生を目の前にして相談を始めたら今までの積み重なった思いからか夢中になって話してしまって、何を確認するべきか途中すっぽり抜けてしまいましたもん。
「あっ、で、要点まとめてきたのでメモ見てもいいですか?」(苦笑)
と最後には先生に伝えました。
結果的にメモにまとめたことを説明に沿って答えてくださったので消化不良にならなくて済みました!
矯正の無料相談して本当に良かったと感じたこと 5つ
矯正歯科のwebサイトや気になる歯科医院からパンフレットなどの情報を取り寄せていたので、歯の矯正についてのおおよそのことは知ることが出来ました。しかし、一方的な情報だけでは細かな部分で疑問が残ってしまいます。
ですので、次にやらなくてはいけないのはこの疑問の解決と自分にあった良い矯正歯科医院を見つけることだと考えました。
「ここだ!」と目星をつけた歯科医院があれば、まず相談をしてみるところから始めようと思いました。
いや〜、結果的に相談に行ってみて本当に良かったです!
疑問が解決出来ましたし、漠然とした不安が消えました。
(もちろん、矯正する不安は残ってますけどね…)
以下の5つの点を先生の口からはっきり聞かされて私はとてもすっきりしました。
1. 八重歯や歯並びが矯正できるか、どうかはっきりわかった
2. 矯正方法の提案と矯正期間の大体の目安をその場で教えてくれた
3. 全体矯正と部分矯正のそれぞれのメリット、デメリットを教えてもらえた
4. 矯正のリスクとメリットを知ることができた
5. 歯列矯正による顎関節症の治癒の関係についてはっきりした
八重歯や歯並びが矯正できるか、どうかはっきりわかった
まず、最初に訪問した際の印象です。
少し古いビルに入っていたので心配でしたが、院内に入るととても綺麗で清潔感のある室内で安心しました。
受付のスタッフの方も笑顔で優しい対応です。
時間になって小さなカウンセリングルームに通されると担当は若い女性の先生でした。
先生から挨拶があった後、私が一番心配だった40代という年齢的に歯の矯正ができるかどうかという質問してみました。
恐る恐る先生にうかがってみると、「大丈夫ですよ、HARUNAさんよりもっと年上の方でも矯正をされている方いますから!」という返事が返ってきて、ひとまずがホッと胸を撫で下ろします。
先生曰く、「もちろん年齢が若い方が歯は動きやすいし負担は少ないですが、年齢よりも口内の状態が大切だったりします。虫歯が酷かったり、歯肉炎などがあると年齢が若い方でもまずそこから治さなくていけなくなりますし、あまりに状態が酷いと矯正ができない場合もあるんですよ」とのことでした。
次に、肝心の八重歯による歯列の乱れを矯正したいと伝えてみます。
先生が八重歯や前歯の状態を簡単に診てくれました。
緊張が走ります。
はっきり分かった2つのことは、
1. 私の年齢(40代)でも矯正を始めるのは可能であること
2. 八重歯も含めて前歯の並びを整えることは可能であること
気持ちがパアッと晴れました!
矯正方法の提案と矯正期間の大体の目安をその場で教えてくれた
さらに、先生は私の希望に対しての矯正方法をその場で2つ提案してくれました。
1. 部分矯正
部分矯正は歯並び等によって治療できない方もいるのですが、HARUNAさんの場合は部分矯正をすることも可能だと思いますよ。
2. 全体矯正
奥歯の歯並びはそんなに目立って悪くはないので気にするほどではないかもしれませんが、多少ずれている歯もあります。噛み合わせのことなども考えるのなら、やはり全体矯正をオススメします。全体の場合は、ブラケット矯正で4ヶ月から5か月くらい、その後はマウスピース矯正で8ヶ月から1年くらいかな…。もちろん、実際の詳しいところは精密検査をしてみないとわかりませんけどね。どちらの方法でも、目立たず矯正されたないなら最初からマウスピース矯正で矯正することもできます。ただし、矯正期間は長くなってしまいます。
迷うな…どうしよう…部分矯正の方が安くはすむけど…
部分矯正と全体矯正のそれぞれのメリット、デメリットを教えてもらえた
そんな私の気持ちを見透かすように、先生は部分矯正と全体矯正のそれぞれのメリット、デメリットを教えてくれました。簡単にまとめてみたいと思います。
《部分矯正》
メリット
・全体矯正よりも矯正料金が安くすむ
・矯正期間が短くてすむ
デメリット(妥協する部分)
・前歯の部分だけで歯列を整えるので綺麗な歯のアーチを作ることが難しい
・前歯の部分だけなので噛み合わせの問題は改善しない
《全体矯正》
メリット
・噛み合わせが改善する
・全体で歯並びを改善するので綺麗な歯のアーチを作ることができる
・噛み合わせが改善することで身体の不調(頭痛、肩こり、腰痛)などが改善する可能性がある
(ただし、歯並びが原因で不調が起こっていた場合)
デメリット
・矯正料金が高くなる
・矯正期間が長くなる
・親しらずがあれば(まだ生えてきていない状態でも)抜かなくてはいけない
・矯正期間が長いので、その分歯のケアが大変になる
(ケアができていないと虫歯のリスクがそれだけ上がってしまう)
細かなことを挙げると他にもありますが、ざっくりとこんな感じだったと思います。
やはり部分矯正の最大のメリットは、期間が短く料金が安くすむこと、前歯の並びが改善されることだと思います。
安い、早い、多少完璧ではないかもしれないけど前歯部分の歯並びが改善されるのが部分矯正。
高く、長い、けど全体的に歯を矯正していくので、より綺麗な歯並びに改善できるのが全体矯正。
なんだか悩んでしまいます…
早く、安く、悩みの前歯の並びが綺麗になるなら部分矯正がいいかな?
でも、どうせやるなら噛み合わせまで考えて、綺麗な歯並びにした方が後悔がないかな?
なんて…う〜ん。
先生が言っていた言葉で印象的だったのは、「自分の理想の完璧な歯並びにするというのは難しいと思っておいてください。もちろん、できる限りのことはやっていきたいと思いますが、部分矯正にしても全体矯正をするにしてもどこか、『妥協』しなくてはいけないことが出てくるかと思います。そのことは最初に理解しておいてくださいね。」という言葉でした。
せっかく高い料金を払い、長い間苦労をして矯正するのであれば、少しでも綺麗な歯並びにしたいと思いますよね?
私も今回、心からそう願っています。
だから、「そうなんだ〜、あんまり綺麗な歯並びにはならないのかな…」と少し残念に思った反面、きっと整形手術と同なじように(←あっ、整形はしたことないですよ…)、美しさ、審美性を求めたらキリがないのかな〜と自分の気持ちを慰めました。
まあ、少なくとも今よりは綺麗な歯並びになると思うしね!
矯正のメリットとリスク・デメリットを知ることができた
それから先生は、矯正のメリットやデメリット、リスクなどについてもう少し詳しく話をしてくれました。
先ほどの「部分矯正」と「全体矯正」のメリット、デメリットと通じる部分もありますが、もう一度簡単にまとめてみたいと思います。
矯正のメリット
・歯並びが良くなる
・精神的なコンプレックスの解消(笑顔に自信が持てることなど)
・全体矯正の場合は、噛み合わせが改善される
・歯列が整うことにより歯磨きがしやすくなり、虫歯や歯周病を防ぎやすくなる
・結果的に歯の寿命が延びる(歯ブラシがしやすくなることなどにより)
・顎関節症が改善される可能性がある(ただし、必ずとは言えない)
・歯ぎしりが軽減されたり、頭痛、肩こり、腰痛などの体の不調が改善される可能性がある
(ただし、歯並びが原因だった場合)
矯正のリスクとデメリット
・矯正装置をつけることによる見た目の悪さ
・矯正装置になれるまで痛みが出たり、食べ物が噛めなくなることがある
・矯正装置によって会話がしづらくなる(発音しにくくなる)
・矯正装置が当たる内頬などに口内炎ができることがある
・矯正装置(特にブラケット矯正時)は、ブラケットやワイヤーに食べ物が挟まりやすい
・矯正装置(特にブラケット矯正時)は、歯磨きが大変になるので虫歯のリスクがあがる
・歯の表面を削ったり、やすりをかけたりする必要がある
(この医院では抜歯はなるべくしないため。普通は数本抜歯をします。)
・歯茎に負担がかかるので矯正中に歯茎が痩せてが下がってしまうような可能性もある
あれ…こうしてあらためてまとめてみると、ぱっと見でデメリットの方が多く感じてしまいますね(苦笑)
だけど、矯正のリスクとデメリットはほとんどが矯正中に起こることだとわかります。
逆に言えば、矯正中は我慢が必要だったり、虫歯にならないようにブラッシングに気をつかったりしなくてはいけませんが、矯正が終わった後はデメリットはないなと思いました。
私が一番気になったのは、矯正をすると歯茎が痩せて下がってしまうリスクがあるという点ですかね…
しかし、こればかりはやってみないとわかりませんもんね…
うん、でも、矯正後のメリットを考えるとやっぱり矯正したいです!
綺麗な歯並びになって、笑顔で写真を撮りたいです!!
歯列矯正による顎関節症の治癒の関係についてはっきりした
最後に顎関節症(がくかんせつしょう)についても先生に聞いてみました。
今まで歯医者さんで顎関節症だと言われてきたこと、大きく口をあけるとあごが「ガクッ」となることを説明しました。
顎関節症については、先生はあまり歯切れが良くない感じがしました。
まず、部分矯正は前歯の歯並びを整えるだけで奥歯の噛み合わせを整えるわけではないので、顎関節症は治らないということを言われました。
うん、それは私も納得です。
部分矯正は前歯部分の歯並びの矯正なので、噛み合わせの改善にはならず顎関節症が治らないのは理解できますが、全体矯正をして噛み合わせを改善しても顎関節症が治るとは言えない…なんだか顎関節症は奥が深そうです。
全体矯正で噛み合わせを改善したら、もしかしたら顎関節症も改善されるかもしれないという程度と思っておけばいいのでしょうかね?
今回は30分間の無料相談でしたのでここは深追いしませんでした。
先生もなんだか次の予約で焦ってきていたようなので(笑)
また、どこか時間がある時に顎関節症のこと、もう少し聞いてみたいと思います。
その時はまた皆さんにも共有しますね!
無料の矯正相談を受けてみて《まとめ》
今回先生のお話を聞いていて1つ驚いたことがありました。
それは矯正のための歯の抜歯についてです。
通常歯の矯正というのは(全体矯正の場合)、まだ生えてきていない歯茎の中にある親知らずを抜くこと以外にも、歯列を整えるために今生えている元気な歯も2本、4本と抜くのが普通だそうです。
以前の投稿で伝えましたが、私は、今回矯正歯科医院を選ぶポイントの1つとして、「歯をなるだけ抜かない歯科医院」というのを入れていました。
なのでもちろん今回無料相談した矯正歯科医院も「歯をなるだけ抜かない」という主義の歯科医院を選びました。
今回の医院でも、全体矯正の場合は親知らずは抜かなくてはいけないとのことでした。
まだ生えてきていない親知らずがあった場合でも(歯茎の中に埋もれている)、親知らずが邪魔をして歯を動かせなくなるので抜かなくてはならないとのことです。
ただし、親知らず以外の歯はできる限り抜かないと言っていました。
もちろん、どうしても抜かなくてはいけない場合は患者さんと話し合って決めていくそうです。
なるべく歯を抜かないようにする代りに、歯の間に少し支障がない程度にヤスリをかけて隙間を作り、歯を並べていくとも説明してくれました。
歯を大切に扱ってくれそうだなとその話を聞いて信頼感が生まれました。
こういう話が具体的に歯科医の先生から直接聞けたことも本当に無料相談に行ってよかったと思ったことでした。
その他にも医院の雰囲気や先生の印象、院内は清潔か、活気が感じられるか、スタッフの対応はいいだろうか?
こんな点も確認できてよかったなと思いました。
いったん矯正を始めたら長く通院する必要があります。
矯正自体が矯正装置をつけたり、痛みに耐えたりとストレスを感じることが多いと思うので、その他の部分では気持ちよく過ごしたいものです。
あっ、大丈夫だと思いますが念のため伝えておきますと、矯正方法や矯正の期間は、歯並びの状態や口内の状態、年齢、またそれぞれの生活スタイルなどによっても個別に変わってきますので、あくまでもこれは私個人の例だと思って参考までに考えてくださいね。
実際のところは、信頼できる医院や歯科医の先生を見つけて相談をしてみてください!
「案ずるより産むが易し」とよくいいますが、もっと早く相談に行っておけば良かったと今回心から思いました!(親身に答えてくれた先生にも感謝、感謝です。)
それでは、次回の「矯正日記」では、歯の精密検査について共有していきたいと思います!
お楽しみに〜♪
ではでは、またね!