以前、学生の頃は歯並びよりも虫歯に悩んでいたっていう話を投稿しました。
今回はその話の中に出てきた虫歯が一本もない友人(お兄さんも虫歯なし)から聞いた、虫歯にならないためのアドバイスを共有したいと思います!
その友人は、もう20歳を過ぎているというのに虫歯になったことが一度もないと言っていました。
子供の頃から、歯をしっかり磨いていても虫歯に悩まされていた私にはまさにその言葉は青天の霹靂でした。
「えっ、歯医者さんで虫歯の治療をしたことがない人が世の中にいるんだ」って思いました。
私も目視で彼の歯を見せてもらったのですが、それはそれは綺麗な歯並びと、確かに虫歯の治療痕が一本も見当たらない真っ白な綺麗な歯でした。
聞けば、彼のお兄さんも一本も虫歯がないというのです。
私は、虫歯にならないために何か特別なことをしていないか、それはもう食い下がって彼にしつこく質問しました。
しかし、「いやー、正直虫歯がないことは自慢だけど、特に特別なことしてないんだよね。歯磨き忘れて寝てしまうこともあるし…」という調子でした。
そんな彼が、ハタと思い出したように、「あっ! でも1つだけ、もしかしてこれのおかげで虫歯ないのかもしれない…ってことは思い当たる!」と言ったんです。
子供の虫歯は大人から感染する!?
彼の話によると、彼のお母さんがまだ彼が赤ちゃんから幼児だった頃に、一度大人が口に入れたものを柔らかくして子供に食べさせたり、大人と同じ食器でご飯を食べさせたり、とにかく一度大人が口をつけたものを絶対に子供に与えなかったそうです。
その理由は、大人の口内にいる虫歯菌が子供に感染るからという理由だったそうです。
幼少期の頃のことをその彼が覚えているということは、それだけお母さんが徹底していたということではないでしょうか?
彼はそれぐらいしか虫歯にならない特別なことは思い当たらないと言っていました。
いや、私はその時まで虫歯が大人から子供に感染するなんて考えたこともありませんでしたし、正直半信半疑だったんですよね。
「いや〜、そしたら大人になった私には、今更どうしようもないじゃん! もし、本当なら自分が子供持った時には気をつけるよ!」なんて笑っていました。
でも、ちょっと気になって本当に虫歯って大人から子供に感染るものなのか、いろいろ調べてみました。
すると…なんと!
生後2歳半頃までに虫歯菌が家族から感染してしまうと、その後虫歯菌は一生口の中に住み続けてしまい、 そして、一度虫歯菌が入ってしまった口内は虫歯になる確率が高くなり、生涯虫歯に悩まされる可能性が出てくるというのです!
彼の言っていたことはどうやら本当だったようです。
子供を虫歯にさせないために気をつける3つのこと
世の中のお母さん、それからこれからお母さんになる予備軍の女性たちに声を大にして伝えたい!!
どうか、どうかどんなに可愛くても以下のことに気をつけてあげてくださいね。
虫歯菌が赤ちゃんに感染してしまいます!
・ 愛情表現のキスを口にしない
・ 同じ食器(コップやお箸etc.)を使って食事をしない
・ 大人が一度噛んだ食べ物を与えない
そして、もしお母さんに虫歯があったら(お父さんもそうですが)、子供に少しでも感染させないためにも歯医者さんに行って虫歯を治しましょう!
乳歯が生えてくる2歳前後の時期を「感染の窓」といいます。
この時期に虫歯菌がうつならければ、その後も虫歯になりにくいと言われていますから、お母さん、お父さん、どうかこの時期はくれぐれも気をつけてくださいね!
私はというと、子供の頃、多分上の3つ全部されてましたね!(笑)
さすがに2歳の頃のことは覚えていませんが、記憶の残っている幼稚園児の頃とかに、大人の使っていたお箸やスプーンでご飯を食べさせられたり、硬いサキイカを口で裂いて柔らかくしたものを食べさえてもらったりしてました。(サキイカ子供の頃から好きだったんです、「子供のくせに…」とか言われながら細く柔らかくしたもらったものを食べさせてもらっていました。)
もう、虫歯菌感染しまくりですよね…
うちの両親は大人から虫歯菌がうつるとは知らなかったのだと思います。
もう、小学校にあがる前には歯医者さんに行ってましたからね。
そもそも、人が虫歯にならないためにできること。
それはもう、すでに赤ちゃんの時から始まっていたんですね。
このブログを書いていている時に、この友人の話を思い出してこれは共有しなくてはと思いました。
これからも80歳まで自分の歯で美味しく食事ができるように、歯を大切にする情報を伝えていきますね。
今回は、虫歯対策は生まれた時から始まっているという根本的なお話でした。