こんにちは、『綺麗な歯で笑顔になろう!』のHARUNAです。
私が歯並びのコンプレックスを再び感じるようになったのは大学を卒業し社会人になってからでした。
職場の飲み会で撮った一枚の集合写真からその悪夢は始まりました。
職場の仲間と写真を確認していて自分の顔を見た時に、口を閉じでニッコリ微笑んでいたつもりが、いいえ、口を閉じているにも関わらず、私の唇から尖った八重歯が覗いていました。
それが自分の目には妙に奇妙に見えたんです。
まるでネコ科動物の「牙(きば)」みたいです。
(いや、猫ちゃんは可愛いですよ!)
なんで口を閉じてるのに牙みたいに八重歯が出ているんだろう…
あれ…昔よりも八重歯が尖って前に出てきているのかも…
なんか、この八重歯のせいでちょっと顔が気持ち悪く見えるかも…
この八重歯がなければもう少しはマシなのに….
一度気になり出したら止まりません(笑)
「いや~、何を今更、八重歯とは子供の頃からの付き合いじゃん! 気にしだすのが遅すぎるよ!」と
突っ込みが入りそうですが、その時から私の強い歯並びコンプレックスがはじまりました。
大学を卒業して就職をしたばかりだったので、22、23歳のころでしょうか?
子供の頃に歯医者さんが親に言っていた言葉を思い出します。
「女の子は年頃になると気にすると思うので….」
いや、年頃になるのが遅すぎですから!
とにかくそれ以来、写真撮影では八重歯が出ないように微笑まない、笑わない。
むっつりとした表情の写真が増えるようになりました。
「HARUNAさ~ん、もっと笑って~!」
笑いません。
「HARUNAちゃん、笑顔で~!」
意地でも笑いません。
それは同時にカメラマン泣かせの始まりでもありました。
「八重歯って可愛いねっ!」
この言葉、覚えていますか?
そうです、中学生の時に幼馴染みの友人がいってくれた魔法の言葉です。
ある時、職場の男性同僚から以前何処かで聞いたような言葉を耳にしました。
「馬鹿だな~、八重歯がチャーミングなんだよ。その八重歯が個性になっているんだから気にしなくていいよ!」
私が職場の写真撮影の時に笑わないことを追求され、「笑うと八重歯が出て変だから…」と答えた時だったと思います。
もちろん、私が気にしていたので、その同僚は励ましてくれたのかもしれません。
ですがもう「八重歯って可愛いね」の魔法の効果はありませんでした。
彼曰く、日本の男性の中には八重歯を魅力的だと思っている人達が一定数いるということでした。
それでも私のコンプレックスは強く、自分を奮い立たせるほどの励みにはなりませんでした。
綺麗な歯並びの友達を見る度に、「歯並び綺麗だな…」、「私もあんな風に笑えたらな…」、「羨ましいな…」と思い悩むようになりました。
歯並びが綺麗だと、「育ちが良さそう」、「賢そう」、「清潔感がある」、「性格良さそう」に感じて羨ましくて仕方ありませんでした。
それでも…
歯の矯正を始めてみようかとこっそりネットで調べてみる度に、
(ええぇー!、歯科矯正ってこんなに高いんだ! 歯の矯正にこんなにお金をかけるなんて贅沢だよね…)
(こんな矯正器具を歯につけて、何年も生活するなんてやっぱり耐えられないや)
こんなことを考えて月日は流れていきました。
あなたも同じように八重歯や歯並びのことで悩んでいませんか?